旅と時々、アファメーション

旅と時々、アファメーション

チキンだけど、冒険好き。

人生で一番嬉しかった日のこと

桜の時期になると思い出すことがある。 今年は早葉桜になってしまったけど、 『記憶の中の桜はまだ満開』 そんな歯の浮くようなコピーが浮かんだ。 本来なら、卒業の時期である3月に書こうと思っていた記事だが、 日々に忙殺されているうちに4月になってしま…

答え合わせはまだ先でいい

明けましておめでとうございます。 3年振りに日本で迎えるお正月です。 ここ数年、この時期は海外で過ごしていたため、久しぶりの日本ですっかり年末年始の過ごし方に戸惑ってしまいました。 そんなことないだろう... と思うことなかれです。 元旦の朝から、…

バリのセラピスト

気づいたら朝だった。 最近のわたしの悩みのタネは、何を隠そう肩凝り。 まるで、自分の肩を何万年の時を経て発掘された化石かと見紛うほど、硬くて冷たい...。 そしてそれらをほぐそうにも、自らの手ではほぐれない辛さで寒くて寝られない。 深夜1時や2時を…

俳優と煙草。

2020年ももうすぐ終わる。 一年前ちょうどヨーロッパにいた頃の写真も随分と時間がかかったけれど、ようやく整理することができた。 忘れられない写真とともに思い出が蘇った。 はじめてウィーンの街を尋ねたとき、仲良くなったニコライのことだ。 ウィーン…

バトンをつないで

いつもブログを見てくださっている皆さまへ 大好きです。 この度、【旅と時々、アファメーション】は、しばらくの借り暮らしでお世話になったこの愛着のある、このはてなブログからお引っ越しをすることといたしました。 はじめた頃は、右も左も分からなかっ…

ふたつのS

"スモール" で "スロー" なことがスタンダードな世界にすること "ストレス"という言葉に用がなくなること 大量生産、大量消費に見る世界はもういいんです。 そんなことより、小さくても足取りが確かだったり、ゆっくりでもそこに調和があればいいのだと強く…

直感

自分の直感がハズれた時、人はどういった行動を取るのだろう? 寧ろ、それも予定調和と捉えて笑うの? 後々、ストーリー的に◯が描ければ、 「オセロがひっくり返った瞬間、偶然の産物になり得ました」 とまるでサクセスストーリーのように、澄ました顔で語る…

太陽

この真っ白いキャンバスに あなたなら何を描きますか 目眩るめく些細な悩みは とりあえず今は置いておいて そのうち忘れればいい . . 昔聴いた曲の歌詞に救われること多しです。 amzn.to

この世界から音が消えた日。

8月4日。 この世界から音が消えた。 ここは、まるで無風空間。 エンジンをブイブイ言わせて車道をゆく不機嫌そうな車の声も、 お嬢さん方の甲高い笑い声もなんのその。 どこの誰か分からない人の愚痴も、 変わらない世の中に対する嘆きも、 一気に遮断された…

diary -日常をストーリーに出来るか-

ブログを書くようになってから、 生活の中で些細なことにも思考を深めるようになった。 他人からすれば取るに足らないようなことでも、自分にとって大切な気づきであればメモにとっておく。 急いでいる時は、携帯のメモアプリに荒っぽく思いついたキーワード…

言霊の幸ふ国に生まれて

”誰のどんな声を聞いていくか” 変化の連続で、これほどまでに情報過多社会になってしまった今、 日々の選択と決断の連続で思った以上に多くの時間が取られている現代で いつも意識していることだ . . ルーツはどこにあるのかと聞かれれば、 答えはあの頃にし…

刹那

人は悲しいくらいに忘れてしまう。 だから写真に撮るのだろう—。 どんな瞬間も心の中でバズが起こるたび、 何度も何度も心のシャッターを押せば良い。 文章だってそうだ。 人は、感情で動いている生き物。 日々の生活の中で取るにたらない些細な「心が動いた…

リベラルな考え方

久々に、定期券を買ってみた。 社会人2年目から、生意気にも車通勤をはじめたわたしが”テイキ”なんぞ買うのは、約10年近く振りになる。 そして、8月よりわたしの勤務地は、京都の街中のどこかのスタバになった。 自宅から現地までの定期代が7600円。 お気に…

スイッチを押すとき。

”やる気スイッチはどこにありますか?” という質問に、 ある人は、PCのキーボードの上と答えたし、 またある人は、珈琲かな、と答えていた。 十人いれば十通りの答えが得られるだろう。 わたしは、モチベーションは確実に存在すると思っている口の人間だった…

ライフハック〜人生を豊かにする読書術〜

わたしは、本がとても好きです。 手にとった時の紙の手触りも、 お気に入りの表紙のデザインも、 整頓された書棚に背表紙が美しく並んでいる姿を眺める瞬間も この上なく愛おしく感じてしまいます。 本は、友達。 そんなキャッチコピーが書店で並んでいるの…

Minamo

美しいあなたの顔をずっと見つめていたい 時間が許すまで... 水面を見つめることで穏やかになれる治療法きっとあると思います。 minamo remedy.

正しさの先にあるもの

今年の2月に、 京都から東京へ向かう夜行バスの中で煮詰まらない想いを抱える出来事があった。 日付が変わろうとする頃に京都を出発したバスは、深まりを見せる夜の中に消える。 こちとら、夜行バスなど何年振り?という程に久しぶりで 程よい緊張と居心地の…

嘘は、バレる。

嘘は、バレる。 その時は、騙せても チョロいな、 そう思っているのは、自分だけかもしれない。 究極的にはバレているというのが、 本当のところではないだろうか? 人の嘘とかが分かってしまう、 良いのか、悪いのか分からない 時として、鋭過ぎる第六感や…

良かれ、と思って?

こちらから投げたボールの返事がなかなか返ってこなくて、 自分にとっては、さほどむずかしくないと思えた質問でも、 相手にとっては、熟考に値することなのかもしれない、と気に病んでいたら、 返ってきた答えが、 「なんでもいいです」 だった... 長らく時…

戦略的、ニート

「おしごとって英語でなんて言うの?」 「え?ビジネスちゃうの?」 「スペル知ってる...?」 ”business” . . ↑上記は、とある日のわたしの脳内ひとり会話である。 busy + ness =(尻尾が" y "のときは" i " にしよう)=business (名詞形のときはnessをガッ…

失っても、失われないもの

気心の知れた数少ない友人のひとりに、 遺跡の修復を生業としている”N”がいて、 彼女は自分の仕事を心底誇りに思って取り組んでいる。 「死ぬまで、この仕事をし続けたい—」 いつも聞き上手な彼女が、仕事の話をする時は、別人になる。 いや、同じ人物なのだ…

勝つことより、負けないこと

売られた喧嘩は買わずにはいられないと 堂々と声高に宣言する人がいて、 そんなこと言ったり書いたりする必要ある?と思えた。 買ったら、悔しいことが丸出しじゃない? そのバトルの先には何が残るんだろう... いやぁ、無理だわ。 すぐ怒る人はホント。 . .…

夢に日付を添える。

4年前、インドで対面のアーユルヴェーダのコンサルテーションを受けた時に録音した音声がiPhoneのデータを整理していたら出てきた。 ルーティーンワークをやめろ... 歌を歌うように、ダンスを踊るように、自分の中から湧き出るクリエイティビティに向き合い…

格好いい大人に憧れて

中学校の卒業アルバムの 最後のページの寄せ書きには、 ”素敵な大人になれ”と さりげなくも確かな存在感で書いてあった。 シンプルで刺さる言葉が持つ響きは特別で、 卒業して15年近く経とうとした今でも覚えている。 …が、その記憶に残る一言はわたしだけで…

自分になれる時間

小学生の頃に通っていた水泳教室の帰り道には、 いつも決まって最寄りの駅まで迎えに来てくれていたおじいちゃん。 手には、決まってじゃがりこ(サラダ味)を持って改札の向こうに立っていてくれた。 帰りの電車の中で、ポリポリ言わせながら 「今日はカエ…

アイバンク

享年、29歳。 若くしてこの世を去った従兄弟の年齢を もうすぐ自分は追い抜こうとする齢になった。 かっこよくて、優しくて、思いやりがあって 時々おもしろくて 絵に描いたように素敵な彼が大好きだった。 突然の別れから18年。 もし生きていたら... どんな…

緩急〜ギャップのある世界で〜

ちょっとパンクなテイストを含み それでいて聴く人を選ばないポップなメロディに、 本音を隠さない歌詞で心をエグるられるような感覚。 あなたの両手を切り落として 私の腰に巻き付ければあなたはもう二度と 他の女を抱けないわ あなたの両目をくり抜いて 私…

Think right 〜仮説を立てることは、思い込みを育てるってこと?〜

最近読んだ本の中に、 「お気に入りを殺せ。」 ...と、控えめに言って強烈な一言が書かれていました。 えっ、どゆこと? (よくあるビジネス書なんかとは、一線を画しているではないか...) と思ってしまいました。 わたしは先日、沖縄行きの飛行機に乗って…

連れて帰っても、いいですか?

器が好きだ。 いつの頃からか、気づけば手に馴染むものを求めはじめていた。 ”待っててくれたんか” 自分には決して出来ない丁寧な手仕事、 カチッとパズルのピースがハマるようにしっくりくるセンスと緻密な作業によって作られた唯一無二の世界観。 丁寧な仕…

フトコロに飛び込む。

台湾の朝ごはん。うまっ。 「愛って何ですか?」 高校生だったある日、親友と二人で職員室にいる時に、 当時いたちょっとユーモアのある先生に 「愛」 についてのレポートを書くように言われ(←なんでやねんw) 当時のわたしは、適当なルーズリーフに ”寒い…