勝つことより、負けないこと
売られた喧嘩は買わずにはいられないと
堂々と声高に宣言する人がいて、
そんなこと言ったり書いたりする必要ある?と思えた。
買ったら、悔しいことが丸出しじゃない?
そのバトルの先には何が残るんだろう...
いやぁ、無理だわ。
すぐ怒る人はホント。
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最近、怒りの感情を越えて呆れてしまうような気持ちになる出来事があった。
たしかに、心のなかに波風は立っているんだけれど
その相手をどう言い負かそうとか
全く考えなくなった。
何だろう、ちょっと成長したのかなぁ。
昔の自分なら、何か言っていたかな。
怒る人は、そこしか見えていない
もっと大きい世界で捉えようよ
そんな声がどこかから聞こえてきたような気がした。
どんなことにも、気づきのエッセンスが必ずあるはずだから
怒っていると一方向からしか物事が見られなくなる
それがデメリットに思えるから。
事なかれ主義とは、ちょっと違うところで折れるポイントを見つけたというか。
思考の癖で
仮に、心を揺るがすくらい
嫌なことがあったら、
そういったプチ事件がなかったら真剣にならなかったでしょ?と思うことにしている。
静かな怒りを根に持つことを推奨する訳じゃないけど
その瞬間、
(((めっちゃ怒ってる)))
って自覚しながらも、
本気度試されてる〜〜〜〜と思うことにしている。
もう自分は無駄な戦のある世界では生きない、と決めたら
あとは、自分の責務を果たすことに集中しようとそっぽを向くことにする
建設的なものが得られないところで闘う必要はないし、
敢えてリングにも登らず、早々に違う方向を向く
ありがとう、本気にならせてくれて。と振り返った時に思えたら、それでいいや。
使うべきところに、エネルギーを温存しておこう。
幸い寝たらスッキリするので。
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「勝ちたいねん。」
昔の自分なら、こんな風に言っていただろうか?
「いや、負けなかったらいいんじゃない?」
ナメられたら圧倒的な実力で見返してやる、くらいの
気概で頑張れるなら自分はまだ腐ってないと思う
そう思えた、2020年 夏。
【余談】
個人的に、どーしても、怒りがおさまらない時なんかは、
水野敬也の本を読むと大抵のことはどーでもよくなります。
そう、かの有名な夢を叶えるゾウの著者です。
賢くて面白い人がモテるのは、
いつの時代も変わらないのです。
この本は、モテない(モテたい?)全ての男性に向けて書かれた筆者の渾身の1冊ですが、
女性のわたしが読んでもおもしろいです。
抱腹絶倒で床を転げまくること請負です。笑
結果として、アンガーマネジメントにつながり、
女性にもモテる1冊です。
つまる所、深く考えずに読めば笑えます。笑
ちなみに、今ならKindle Unlimitedで無料で読めますのでどうぞ★