旅と時々、アファメーション

旅と時々、アファメーション

チキンだけど、冒険好き。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

正しさの先にあるもの

今年の2月に、 京都から東京へ向かう夜行バスの中で煮詰まらない想いを抱える出来事があった。 日付が変わろうとする頃に京都を出発したバスは、深まりを見せる夜の中に消える。 こちとら、夜行バスなど何年振り?という程に久しぶりで 程よい緊張と居心地の…

嘘は、バレる。

嘘は、バレる。 その時は、騙せても チョロいな、 そう思っているのは、自分だけかもしれない。 究極的にはバレているというのが、 本当のところではないだろうか? 人の嘘とかが分かってしまう、 良いのか、悪いのか分からない 時として、鋭過ぎる第六感や…

良かれ、と思って?

こちらから投げたボールの返事がなかなか返ってこなくて、 自分にとっては、さほどむずかしくないと思えた質問でも、 相手にとっては、熟考に値することなのかもしれない、と気に病んでいたら、 返ってきた答えが、 「なんでもいいです」 だった... 長らく時…

戦略的、ニート

「おしごとって英語でなんて言うの?」 「え?ビジネスちゃうの?」 「スペル知ってる...?」 ”business” . . ↑上記は、とある日のわたしの脳内ひとり会話である。 busy + ness =(尻尾が" y "のときは" i " にしよう)=business (名詞形のときはnessをガッ…

失っても、失われないもの

気心の知れた数少ない友人のひとりに、 遺跡の修復を生業としている”N”がいて、 彼女は自分の仕事を心底誇りに思って取り組んでいる。 「死ぬまで、この仕事をし続けたい—」 いつも聞き上手な彼女が、仕事の話をする時は、別人になる。 いや、同じ人物なのだ…

勝つことより、負けないこと

売られた喧嘩は買わずにはいられないと 堂々と声高に宣言する人がいて、 そんなこと言ったり書いたりする必要ある?と思えた。 買ったら、悔しいことが丸出しじゃない? そのバトルの先には何が残るんだろう... いやぁ、無理だわ。 すぐ怒る人はホント。 . .…

夢に日付を添える。

4年前、インドで対面のアーユルヴェーダのコンサルテーションを受けた時に録音した音声がiPhoneのデータを整理していたら出てきた。 ルーティーンワークをやめろ... 歌を歌うように、ダンスを踊るように、自分の中から湧き出るクリエイティビティに向き合い…

格好いい大人に憧れて

中学校の卒業アルバムの 最後のページの寄せ書きには、 ”素敵な大人になれ”と さりげなくも確かな存在感で書いてあった。 シンプルで刺さる言葉が持つ響きは特別で、 卒業して15年近く経とうとした今でも覚えている。 …が、その記憶に残る一言はわたしだけで…

自分になれる時間

小学生の頃に通っていた水泳教室の帰り道には、 いつも決まって最寄りの駅まで迎えに来てくれていたおじいちゃん。 手には、決まってじゃがりこ(サラダ味)を持って改札の向こうに立っていてくれた。 帰りの電車の中で、ポリポリ言わせながら 「今日はカエ…

アイバンク

享年、29歳。 若くしてこの世を去った従兄弟の年齢を もうすぐ自分は追い抜こうとする齢になった。 かっこよくて、優しくて、思いやりがあって 時々おもしろくて 絵に描いたように素敵な彼が大好きだった。 突然の別れから18年。 もし生きていたら... どんな…

緩急〜ギャップのある世界で〜

ちょっとパンクなテイストを含み それでいて聴く人を選ばないポップなメロディに、 本音を隠さない歌詞で心をエグるられるような感覚。 あなたの両手を切り落として 私の腰に巻き付ければあなたはもう二度と 他の女を抱けないわ あなたの両目をくり抜いて 私…

Think right 〜仮説を立てることは、思い込みを育てるってこと?〜

最近読んだ本の中に、 「お気に入りを殺せ。」 ...と、控えめに言って強烈な一言が書かれていました。 えっ、どゆこと? (よくあるビジネス書なんかとは、一線を画しているではないか...) と思ってしまいました。 わたしは先日、沖縄行きの飛行機に乗って…

連れて帰っても、いいですか?

器が好きだ。 いつの頃からか、気づけば手に馴染むものを求めはじめていた。 ”待っててくれたんか” 自分には決して出来ない丁寧な手仕事、 カチッとパズルのピースがハマるようにしっくりくるセンスと緻密な作業によって作られた唯一無二の世界観。 丁寧な仕…

フトコロに飛び込む。

台湾の朝ごはん。うまっ。 「愛って何ですか?」 高校生だったある日、親友と二人で職員室にいる時に、 当時いたちょっとユーモアのある先生に 「愛」 についてのレポートを書くように言われ(←なんでやねんw) 当時のわたしは、適当なルーズリーフに ”寒い…

口紅をひく

たまたま入った喫茶店の有線から 懐かしい曲が聞こえてきた。 ここ数年はすっかり洋楽に浮気しっぱなしだったけれど、 邦楽の直球で、ストレートに響く歌詞というのもやはりいいな、と思った。 多くの曲に思い出は、ナイ。 ゆえに、 曲名が思い出せない。 せ…

いいね!〜画面越しの実態の見えない「誰か」に認めてもらう作業〜 

SNSに中毒性があるのは、 その時間は何も考えなくても済むからだ。 わずかな空き時間でも何もしないと、さすがに手持ち無沙汰。 な・ら・ば、 とスマホをいじって手近な世界とつながってみよう! というか、さもつながっているかのような感覚に浸らせる。 油…

幸福論。

自宅から、歩いて数分のところに、 ネイビーの塗料が塗られたシックで無駄のない外観に、2Fの素敵なデザインの窓がよく目立つ大きな家がある。 その大きさに反して、仰々しさを感じさせない出で立ちは、凛としてさえいる。 夕刻時に前を通ると2Fの窓からは、…

同棲

自由奔放な人と暮らして、もう何年になるだろうか。 気づけば自然とそこにいた、その人の口癖は、 ”この世に気分に勝てるものなど何ひとつない” 束縛されることや何事も決められたお決まりのパターンのような枠にハマることをとても嫌い、 意味もなく、くり…

真似たとて

先日、自身のクリエイターとしての一歩を踏み出すポートフォリオサイトが無事に完成した。 #今日の積み上げ\ ポートフォリオが完成 /長い一日が終わった…薄目で見ていただけると幸いです明日、公開しよ‍それから、ブログがちょうど50記事でしたhttps://t.co/…

グレーに生きる。

幸か不幸か、オールオアナッシングの世界に生まれたわたしは、 世の中は、 0か100か、白か黒か、 みたいな二極化でしか物事を見られない期間を長く過ごしてきた...。 それが近頃はどうしてか、 グレーもいいよね、と素直に言えるようになってきた。 そういう…