旅と時々、アファメーション

旅と時々、アファメーション

チキンだけど、冒険好き。

嘘は、バレる。

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嘘は、バレる。

 

その時は、騙せても

 

チョロいな、

 

そう思っているのは、自分だけかもしれない。

 

究極的にはバレているというのが、

 

本当のところではないだろうか?

 

人の嘘とかが分かってしまう、

 

良いのか、悪いのか分からない

 

時として、鋭過ぎる第六感や感受性の強さがはたらいてしまう、

 

自分の性格が何よりの逆説的な証明になっている。

 

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新卒で入社した大手の出版社には、

 

天才的に仕事のできる”Sさん”という先輩がいて、

 

その人が幸か不幸か、教育係になった…。

 

失礼ながら、人選した上司を恨むほど

 

不幸だと思っていた、当時は。

 

革命的で、決して偉ぶらないが、確実に結果を出す。

 

業務効率化の鬼のようなお方だった。

 

高校ではインターハイに出場するほどの筋金入りの体育会系元・女子バレーボール部員だった。

 

自分の軸や意見をハッキリ持っていて、

 

役員や古株社員からの信頼も厚く、数値的な結果もきっちり出す。

 

そんな憧れいっぱいの最高な先輩のことが大嫌いで仕方なかった。

 

当時の私は、泣く子も黙るセンパイの姿に恐れ慄いていて

 

畏敬の念からかその人の目を見て話すことが躊躇われたほどだ。

 

話す度に怒られるんじゃないかと思って、声まで震えていた。

 

自分の存在が何度も役立たずのように思えて、

 

消えてしまいたい、と思うことも多々あった。

 

プライベートは別の顔を持つ彼女も

 

仕事となれば、妥協とか手抜きとか

 

一切の言い訳に通じる全ての甘さが通らない人だった。

 

自分の都合で1ミリでも妥協したレポートは見破られ、

 

指摘が入る。

 

その指摘というのが、すごく言い当てていて

 

ぐうの音も出ないほど、価値のあるものだった。

 

心が何度も限界に近づき、

 

退職届をいつでも出せるように準備しながら、

 

気がつけば数年の月日が流れていた。

  

神様は、いつも仏様の顔をしているとは、限らない。

 

鬼のような形相で怒られても

 

今なら、やさしく映る。笑

 

結果的に、成長させてもらえていた。

 

もうこれ以上ないくらいに感謝している。

 

後に、目を見て話せるようになったし、

 

怒られてばかりの日々がある日を境に認められていくようになって

 

逆に「これどうすんの?」って尋ねられたりした時には、

 

「えぇ?わたしが教えるんですか?」と

 

正直ちょっと気持ちが悪かった。笑

 

退職時には、ハグをするほどの仲までになった。

 

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手を抜けば、そんな気持ちでつくった作品は相手に伝わってしまう。

 

相手も、大人だから手を抜いたでしょ?

 

なんてあからさまに言わなくとも

 

きっと、「馬鹿やろう、悟れよ。」

 

くらいには思っているかもしれない。

 

良い仕事をしない限り

 

そのツケは全部自分に返ってくる。

 

だからこそ、最高のコンディションで臨める環境に最課金する。

 

そして、いつもベストを尽くす。

 

いい加減な気持ちでやるなら、やらない方がマシだ。

 

テクニックに翻弄された薄っぺらい人間になるな。

 

無理があれば、それが自然と顔に出てしまう。

 

もっと自分のことを信じていい。

 

というか、信じられる行動をしていけばいい。

 

そうすれば、世間の操作された情報や嘘にも翻弄されなくて済む。

 

人間も動物だから、本能はある。

 

嘘は、バレる。

 

だからこそ、

 

嘘偽りない本当の自分で勝負できるようにする。

 

そのために、自分が努力できる、好きが溢れるフィールドにこだわり続けたいと思う。