刹那
人は悲しいくらいに忘れてしまう。
だから写真に撮るのだろう—。
どんな瞬間も心の中でバズが起こるたび、
何度も何度も心のシャッターを押せば良い。
文章だってそうだ。
人は、感情で動いている生き物。
日々の生活の中で取るにたらない些細な「心が動いた瞬間」をメモしたり、
記憶に強く刻んでおくといい。
役に立つかどうかで決めちゃダメだ。
あの日、あの時、これいいなと思って、
メモっていたことが数年の時を経て気づきをもたらすことがある。
こういうタイムラグ、のあるギフトっていいよね。
効率化や見えている現実ばっかり慮らず、
圧倒的に心に響いたかで決めよう。
そこに理由は、すでにある。
見たい景色にこだわろうよ。
そういう刹那の連続が未来をつくっていくと信じてる。