旅と時々、アファメーション

旅と時々、アファメーション

チキンだけど、冒険好き。

言霊の幸ふ国に生まれて

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”誰のどんな声を聞いていくか”

 

変化の連続で、これほどまでに情報過多社会になってしまった今、

日々の選択と決断の連続で思った以上に多くの時間が取られている現代で

いつも意識していることだ

 

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ルーツはどこにあるのかと聞かれれば、

 

答えはあの頃にしかない。

 


自分が人生の暗い沼にいた頃、すがる藁(わら)すらも上手く見つけられなかった頃

 

あなたの挑戦を、未来を応援してくれる人の声に耳を傾けて行ったらいいんだよ

 

そんなやさしい言葉を、見えない何かに怯えて震えていた自分に、母が寄り添い、そっと毛布をかけるように与えてくれた言葉だ

 

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わたしはとんだあまのじゃくだから

 

世間的に正しいとされているような、

 

意見の全てを満遍なく聞くことが出来ない

 

所謂いい面だけを切り取っただけの言葉に

 

違和感を覚えてしまう時がある

 

たとえば、感謝という言葉。

 

日本人なら、多くの人がスピリットとしてすでに持っている言葉だが、自己啓発本なんかではその必要性をあらためて取り上げられたりしていないだろうか?

 

”感謝は大事”

 

でも、それって言われてするものだろうか。

 

ほんとの感謝は、言われなくたって自然と心の奥底から湧き上がってくるものじゃないだろうか。

 

いつも傍にいてくれる人

 

忙しい合間を縫って会いに来てくれて

 

同じ時間を共有しこちらの話を熱心に聞いてくれる人

 

当たり前じゃないと思えた事柄の全てに「ありがとう」が自然と湧いてくる

 

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先日、常日頃から感謝を格言として掲げ、

 

何百人もの部下や社員を統率する立場にある人から、

 

「感謝、感謝。感謝が大事と言われても出来ひんねん」

 

と相談された。

 

「...。」

 

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馬鹿にしている訳じゃない。

 

でも、何かがおかしい、と思った。

 

適切?に言語化するなら、

 

本心から思っていることをやらないとそのロジック崩れるよね、というハナシだ。

 

「この言葉いい言葉だから〜、あなたも〜」と

 

おかず作りすぎたから食べて、のノリで押し付けがましく持って来られると

 

全力で逃げたくなる

 

他人の受け売りかよ、って。

 

「カレー、好きやろ?」

(いや好きやけど、食べたかったら自分から食べに行くから...)

 

みたいな。

 

偏見で言っている訳じゃなくて、ちゃんと話を聞いて中身を知った上で

 

そんな綺麗事聴けるかい、と心の中で毒を吐いてしまう

  

反対に、

 

その人らしさが溢れたような言葉の数々には

 

必要以上に反応してしまう生き物だ

 

これ、この人の本心からの言葉だな

 

魂が乗り移ってる...

 

そんな感動や情熱を感じてしまう

 

同じような一言でも、聞ける人がいるのと否かの境界線にあるものは、

 

その人の経験に基づいて、

 

何度も咀嚼されて出た言葉かどうか、

 

きっとこの差なんだと思う

 

好きな人からもらった言葉..

 

尊敬する恩師からいただいた言葉...

 

会ったことは一度もないけれど、

こちらが勝手にメンターにさせてもらっている人の言葉...

 

そんな人たちがくれる言葉はいくつになっても

 

自称いい子になって、素直にスッと胸に染み込んでくれる

 

言葉の力は偉大だ

 

心に滲みる言葉は、ひとりの人間を変えてしまう

 

そうやってお気に入りの言葉を集めて

 

自分に魔法をかける。

 

きっと出来るよ、って。

 

心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

 

いろんな言葉がわたしを支え、今をつくってくれている

 

この場を借りて、ほんとに本当にありがとう

 

自分は、与えてもらった1ギブバックも出来ていないかもしれない

 

それでも、信じた道を突き進むことで

 

間接的にも、どこかでまた別の誰かを救うことで恩返ししたいと思う

 

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期せずして、真夜中から感謝について綴っていたら、午前様です。

(只今、4:13 amです。)

 

徹夜しても、元気に動ける身体に産んでくれてありがとう!