夜のランニング
最近ハマっていることのひとつに夜のランニングがあります。
略して、夜ラン。
以前から、体を動かすのは好きな方なので、
日常的にヨガやストレッチ、
軽い筋トレやウォーキングは時間を見つけて地味に続けていたのですが、
これらはどちらかというと比較的大人しめなスポーツなので、
終わった後に快感は得られるのですが、
全身がカーッと熱くなって、汗をかくスポーツから得られるものとは違うなぁ、と思っていたところでした。
最近は、大抵夕食を食べ終わった、30分〜1時間後に、自宅から程近い川沿いのコースを20分程度走る軽いランニングをします。
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・・・
距離にして、3kmちょっと。
ここが折り返し地点というポイントを決めて走っているので、
あっという間に往復して終わります。
毎月新しい挑戦をしていく、と決めて取り組んでいますが、どうやら今月の挑戦はこれになりそう。
挑戦といっても大抵側から見れば、小さな挑戦にすぎないのですが、自分の幅を広げるという意味でも、新しい自分に出会えるかもしれないというワクワクさ加減がやみつきでしばらくは続けることにしています。
何より、
「これは自分の性に合っているな」と感じること、
「いや違うな」と感じることもとても大事で、
人間はやるまでどっちにふられるのか分からないところに面白味があるとも言えます。
やっていくうちに種明かしされていく感じですかね。
そういった部分が明確に分かるようになってくるという点でもわたしは好きです。
単純計算で、毎月1つ新しい挑戦をしていけば、1年で12回新しい自分に出会える機会があります。
たとえば、
・新しいイラストのタッチを覚える、デザインの引き出しを増やす
・TOEICを受けるためのリスニング強化月間
・新しいプログラミング言語に挑戦してみる
などなど
誰かに認められるためにやっている訳ではないし、何もかっこいいことでなくても全然いいのです。
極力ハードルを低くして、自分にとって心地よいやり方ではじめてみることが続けられる第一歩かなと感じています。
それから、続けることと同じくらい大切なことは、見極めかなとも。
好き、や嫌いというのもある一定のところまでやらないと、その面白さに気づけずやめてしまう、とは常々思っていますが、「いや、これはさすがに違うなぁ、と思ったら、潔く身を引く」のも自分の心の声を聞くという点で大事なことだと思いますね。
ただ、薄っぺらい経験だけが積み重なっていくのは、ちともったいないので、経験する回数を増やしながらも、やる以上ある程度、真剣に、そして見極める力も高めていく...というのが挑戦していくうえでは、大切かな、と個人的に思います。
今回は、わたしがはじめてみて分かった夜ランのメリット・デメリットを下記にまとめてみました。
これで、実際におもしろそう、やってみようかな?と思ってもらえる人が一人でもいてくだされば記事を書いた本人は大変嬉しいです。
それでは、いきましょう。
”夜ランのメリット・デメリット”
【メリット7選】
1. 夜なので虫が少ない
川沿いを走っているということもあり、結構虫がいるのは否めないです。
少しでも自然を感じられるルートがいいと決めたのは自分ですが、
やはりいないに越したことはないですね...。ハイ
(先に住んでいる彼らには申し訳ないですが)
昼間にブト虫の集団が旋回している中に顔をツッコんだ瞬間の後悔は半端ないです。(オワタ)
奴らは、直前に顔をツッコむまで姿かたちが遠目に見えない、という点で
非常にタチが悪いです。
昼間にウォーキングをする際に、
万が一集団にツッコんでもいいように、いやいやながらマスクを装着し、
サングラスをするのがお約束でしたが、夜なら心配ご無用です。
2. 紫外線を浴びなくて済む
5月の紫外線は、一年のうちで最も強いとも言われています。
お出かけの際、気休めに日焼け止めだけは塗るようにしているのですが、
それでも...ね。
紫外線は目から入ってくるという科学的な根拠と個人的にわたしは目の色素が薄いので、
太陽光に敏感かつとても弱いため、サングラスが手放せませんが、
夜ならそれらも不要です。
シミ・そばかすの出来ない安心感は、夜遅くに出掛けたら不審者に出会うかも...
というリスクも凌駕しています。
3. 帰宅後にすぐにシャワーを浴びれる
会社員時代、出勤前に「今日も一日気持ちよく過ごそう!」と意気込んで、
軽い運動をしてから出社する...と決めてやっていたこともありました。
当時、車で毎日通勤していたので、油断すると
全く運動しない + デスクワーク = ブタになることを加速させる。。
という負の方程式が少しの間我が身を動かしていました。
結果、汗をかくほどの運動をした後に、
シャワーを浴びて、かつ髪の毛も乾かして出勤する時間は捻出できず、
早々に、朝の心を乱す要因となることが分かり断念することにしました。
夜なら、どうせお風呂には入る訳だし、一石二鳥で時間も気にせず気楽でいいなと。
4. 肌の調子が抜群に良い
日頃から、サプリは常用していませんが、美容系サプリを飲むのにも、
加えてどんなに高い美容液を使うのにも勝るかも?と効果を実感しつつあります。
汗が体内の毒素も一緒に排出してくれているおかげなのでしょうかね。
5. 翌朝の目覚めが超絶良い
これは、解説するまでもなく言葉のままなのですが、思わぬ効用でした。
目覚まし不要でスッキリ、シャッキっ!と起きれます。
6. 夕食の量を加減できる
今日も走るぞ!と走る前提で食べるからでしょうか。
「どうせ走るから、これくらい食べても大丈夫!」となるのではなく、
軽さを大事にしたいからこれくらいに抑えとこ、みたいなイメージで
自然と量が少なめになる日もあります。
7. 完走後の快感がハンパない
控えめに言って、自分は何でも出来るかもしれない、という
凄まじいエネルギーと勘違いを同時に得られます。
きらめく汗とともに快感イメージとプチ達成感をゲットしてみませんか?
8. ひらめく回数が増えた
正直、これが一番言いたくてブログにしました。笑
分刻みでアハ体験しているイメージでアイデアが浮かんできたり、
思考をブラッシュアップ出来ています。
アイデアやひらめきに出会う回数を増やしたくて走っているようなもので、
これが一時の勘違いにすぎないのなら、すごいぞ!と期待しています。
〜 以上、メリット7選でした 〜
ひとつでもいいやん!と思えるものがあったら、夜ランはあなたのスタートを待っているかもしれません。
続いて・・・
それでは、ここからデメリットです。
万物全てには、良い面と悪い面があるものなので仕方ありませんね。
ただし、見方を変えれば、双方逆転する可能性もあるのでサラッと読み流してもらえれば幸いです。
【デメリット2選】
1. 完走後、アドレナリンが出てきて興奮するせいで寝つきが悪い
走って帰ってきたら瞬間から、興奮冷めやらず、という感じで
「おっしゃ、やるぞー!」みたいな状態が、深夜2時頃まで続きます。
一度入ったスイッチはなかなか元には戻りません。
(朝型人間のわたしは一体どこへ)
なので、夜ランされる場合は、覚悟しておいてください。
疲れるどころかハイになります。
もれなく、脳がクリアになって寝れないおまけが付きますが…まぁよしとしましょ笑
それでも、翌朝シャッキっ!と起きれるのが、不思議でならないのですが...?
2. 普段使わない筋肉が悲鳴(時間の問題で解決可)
走り始めた当初、普段使わない筋肉を酷使したせいか、
しばらく特に階段をくだる時に感じる、身入りするような激痛に悩まされました。
「い、イイイイイタァァァ」と心が叫んでおりました。
普通に歩く分には問題ないのですが、屈伸した姿勢でキープしたりするのが
意外と不便で痛くてちょっと萎えました。
以上、デメリット2選でした。
メリット7つからデメリット2つを差し引いてもまだ5つもメリットがあります!
やらない手はないなぁ〜とあらためて思いました。
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実は、ランニング。
以前から、ずっとはじめてみようと思っていたことのひとつでした。
行きつけのカレー屋さんの店主が「ランニングだけはずっと続けている」と言っていて、マラソンにも出場されるほど走ることにストイックな方でした。
全身にバランスよく筋肉がついていて、ボディのラインが本当に綺麗で、頭のてっぺんから爪先まで無駄なく、美しく整った美ボディは羨望の的でした。
美しさは一日にしてならず…という言葉をあらためて思い知らされた瞬間でもありました。
「走らないとカラダがうずうずして気持ち悪いんですよ…」
その方と話すたび、ランニングの気持ち良さを語って聞かされ、
ついには、わたしも今年はじめてみます!★と約束してしまっていました。
約束してから、数ヶ月経ち、ようやく走り始めてみたこともあり、心地よくなってきているので、コロナ渦でなかなかお店にも行けない日々が続いていましたが、報告を兼ねて久しぶりにカレーを食べに行かなくっちゃ!と不要不急の用事を思いつきました。
これからも自分のペースを大切に走ることを習慣化したいと思います。