blue ocean〜海の青さを知らなくて〜
どこまでも続くと思われたダナンの海岸線を抜けてあっという間に山道へ入った。
これから続く山道に緊張感を漂わせながら、この先に微かに感じられる確かにある海の気配に期待したい、と思ったら
すでに、眼中に入っていた。
すごい...
(すごすぎる...!!!)
記憶に残る海には、どれも一様に感動したはずなのに、簡単にこちらの最高を超えていく...
スケールと青さが同じアジアだとは思えなかった。
写真を撮りたければ、いつでも言ってくれれば好きな時に止まるから、と何度でも言ってくれるKim
ほんとに親切で、どこまでもサービス精神旺盛だ。
奇しくも、お互い同い年で11月生まれ、誕生日も数日違いということが判明した。
こんな面白い出会いもあるんだなぁ。
”blue Ocean”
俗に言うビジネス用語が脳裏をよぎり、不意にわたしは海の青さを表現する術を知らないことを知った。
競合のない世界で自らの色を表現すること。
限りある人生の中でどれだけ自分にしか描けないストーリーを描いていけるかな。
まさに今、点と点を繋ぐ作業をしていると思った。
これから先、自分がやりたいと思っていることは例えるなら、49%不安だったけど、51%ワクワクするから来た、っていう旅のモチベーションに似ている気がする。
続く...