不安の消しゴム…。
不安というものはまことに勝手で、こちらの気持ちや余裕の有無を汲み取ることなく勝手にやってくる。
女性は身体のサイクルに左右されやすい生き物なので、生理前など気持ちが不安定になることもしばしばあり、不安がお伺いも立たずやってくることはある種変えようがない、のだ。
出来ることなら、なるべく距離を置いて生きていきたいけれど、生きている以上仕方がないことなのかもしれない。ならば、どうすればよいのか?
…考えた。
不安の正体って一体何なんだ?
藁にもすがる思いで、という言い回しがあるけれど、元来掴みようがないものとも言える。
不明瞭かつ
不透明であり
不思議な生き物なのだ。
要するに、モヤモヤの状態が居心地が悪いのではないか、という結論に至った。
何か新しいことをはじめる時、未知なるものに挑戦する時、人はひと筋の光を追いかけてスタートする。が、同時に志がどんなに高くとも誰しも迷ったり、壁にぶち当たったり、孤独を感じたり、不安になったりするものだ。しかし、それでいいのだ。つまり、成長しているのだ。時間がかかることをむしろ肯定しよう。そして、不安がくるたび、問題を可視化して、ひとつひとつ分からないことを明確にして、自分はどこでつまづいているのかに気づくことにしよう。
分からないから不安になる。
自分は今どこでつまづいているのか?
相談したっていい。
弱さを見せたっていい。
もう一度言う、時間がかかることを肯定するのだ。どんな事でもコツを掴むには、一定の時間と適切な情報と作業量、そして適切な方向への努力が必要なのだから。
少しずつ分かることを増やして
諦めずに続けた人だけが知ってる世界を見に行こうぜ!
不安の消しゴムとは、分かることをひとつひとつ地道な過程で増やしていくということが等身大の自分に1番しっくりくる答えになった。